クッキーの成長記録


9月末の日曜日、突如としてソレイアで宿泊の話が持ち上がった。カーネルに招待があったそうで、家族で一泊することになったのだが、一部屋だけなので、私とヤヤは夜は自宅に戻って寝て、翌朝、再びホテルを訪問することになった。ソレイアと言えば、マニラ湾沿いのエンターテイメント・シティ(モール・オブ・エイシアの南)に4年ほど前に最初に開業したカジノで、現在は、シティ・オブ・ドリームとOKADAマニラと並んでエンターティメント・シティの3大カジノ・リゾートの一角をなしている。開業当初、PRAの招待があったのだが、私には話しがなくて今まで訪問の機会がなかったものだ。 シティ・オブ・ドリームやOKADAマニラのような人目を引く派手さはないが庭園やプールなどカジノ以外でも十分楽しめるリゾート・ホテルだ シティ・オブ・ドリームやOKADAマニラと比べて度肝を抜くような装飾はないが、落ち着いた感じで、目玉のプールが格別で、KIANの楽しみだった。一方、生後、11ヶ月目のクッキーにとってははじめての外泊で、心中はいかに? 入り口も十分高級感を感じさせる 広大なカジノエリアも開放的だ 親子連れへの配慮も欠かさない 中庭に面した部屋はさすが五つ星ホテルの面目躍如で、開放感がすばらしかった。また、ゆったりしたCRにびっくり。 直接庭には出れないが大きなガラス窓で仕切られ、開放感がある KIANは早速、2週間ほどここですごしたいとダダをこねる クッキーも普段と違うことは感じているようでご機嫌だ 一般のホテルの客室ほどもあるCRにびっくり バスタブ初体験のクッキー 5階の部屋からそのまま中庭に抜けてプールに出られる。そこからはマニラ湾の眺望と、隣接する工事中のOKADAマニラも見える。 中庭がなかなかのものだ 遠方にそびえるOKADAマニラ、敷地的には隣接しているようだ […]

カジノリゾート・ソレイア(Solaire)訪問 2017年10月8日


クリスマスともなると、人々は故郷に帰り、街にはいつもの渋滞はない。お出かけには絶好というわけで、マニラの夜を見物にでかけた。お目当てはロックウエルのパワープラント・モールとシャングリラ・ホテルだ。 しかし、出かける前に、この日、2ヶ月目の誕生日を迎えたクッキーの記念撮影がはじまった。そろそろ首もすわってきて、何かを見つめたり、声をかけてきたり、赤ちゃんらしい仕草をするようになってきている。あと2~3ヶ月もすれば、KIANのように周囲に愛嬌を振りまいて、近所の人気者になることだろう。 ヤヤに抱かれておめかしするクッキー ママとのツーショットはそっぽを向いてしまった 一家5人で記念撮影、クッキーは相変わらずそっぽを向いている  クッキーの記念撮影で手間取っている間に、ロックウエルに到着したころは、すでに閉店の9時に近かった。私だけ走って内部に入って写真撮影をしたが、内部は大変な人出で、レストランはどこも満員だった。それでも9時になると、通路の電飾の明かりが消えて人々の退出を促していた。ロックウエルという地名だけに規則には厳しいようだが、クリスマスの掻きいれ時くらいは多めに見てもよさそうなものだ。 もともとロックウエルとは、マカティのはずれにあった発電所跡地を1990年代に再開発したもので、当時、マカティの最高級・高層コンドミニアム街としてはなばなしくデビューした。そして、現在も高層コンドミニアムが幾棟も建設中で、マカティの市街地の近接した高級コンドミニアム街として発展を続けている。 電飾だけのユニークなクリスマスツリー 椰子の木の幹だけでなくて葉の部分にも電飾をほどこすというユニークなデザインだ モールの内部は人でごった返し、すべての柱には電飾が施されている モールの中央の吹き抜けは大きな輪っか状のクリスマスツリーが吊り下げられている ロックウエル伝統の動くトナカイ、今年は白が基調だ  ロックウエルで時間をすごすことはあきらめて、次にむかったのがマカティあるいはメトロマニラの最高級ホテル、シャングリラホテルだ。入り口にはおとぎの世界をほうふつさせる家がしつらえてあった。順番待ちで写真撮影をする家族でにぎわっていた。このとき、お腹がすいたからレストランに行きたいとKIANがしきりに主張するので、ロビーで軽食をとることにした。しかし、ここの料理は一皿600ペソ以下の料理はない。そこでパンシットカントン一皿と、お茶(カモミールのハーブティー)、ビールでお茶を濁すことにした。お腹がすいているのはKIANだけだし、無料のパンが出るはずだから、それで十分のはずだ。 おとぎの家の前で、このとき白人の若い女性から「可愛いい~」歓声が沸き、KIANはうれしそうだった 今年のクリスマスは赤で統一しているカーネル一家 […]

クリスマス・イン・マニラ 2016年12月26日



今週末と聞いていたが、少し早まって25日の夜半、ジェーン待望の第2子、クッキーが誕生した。赤ちゃんは自分だけで十分と主張していたキアンも、6歳になって妹の誕生を心待ちにしていた。ここのところ、毎日にように病院に診察に行っていたジェーンが、明日の朝、26日、帝王切開の手術をすることになったと、夜になって弟のボボイにつき添われて病院に向かった。そうしたら、即刻手術となり、無事に出産した。すでに、生まれる準備が始まっていたようだが、陣痛の話はなかった。 . 26日、早朝、10時間、バスに乗ってイザベラからカーネルが駆けつけ、病院に向かい、そのまま、29日の退院まで病院に寝泊りした。イザベル州の警察のトップとして赴任していながら、一週間も重責を放り投げるという本人の覚悟と周囲の理解にフィリピン人亭主の家族への忠誠心を見る思いがした。 . 28日になって、やっと面会を許されて行ってみると、ジェーン本人は元気だが、赤ちゃんは一室に収容されていて、雑菌の侵入を警戒してか、面会を許されず、なんのために出かけていったのか、少々、首をかしげた。お見舞いというよりも、キアンの歯の治療のアポがあったので、その付き添いに駆り出された公算が大きい。 . 病院はVRPメディカルセンターという中規模の私立病院だが、清潔で個室部屋も広くて居心地がよさそうだ。料金もなかなかのもので、普通分娩でも10万ペソ、帝王切開の場合は、20万ペソ程度、とられるらしい。ジェーンはキャンプ・クラミの国家警察の病院なら只だから、そこでお産すると言っていたが、帝王切開の手術が予定されているため、カーネルが不潔だと言って許さなかったらしい。普通庶民は市民病院でお産するが、その場合無料だが、翌日には退院しなければいけない。今回のお産でもジェーンは4日目に退院したが、多分、入院費が嵩むのを危惧したのだろう。カーネルが退院前日ぎりぎりになって、入院費をなんとか用立てることができたらしい。ちなみに、フィリピンの病院では入院治療費を払ってからでないと退院させてもらえないから、入院が長引くたびに入院費がかさんで、利子がつくようなものなので金策に必死とならざるをえないのだ。 小ぎれいな入り口の病院 無事に出産を終え、安堵の笑顔が見える 2本の虫歯を治療するキアン。あのキーンと言う歯をけずる音にも平気で耐えていた  新しい命に会うというのはなんとなくそわそわするが、29日、昼過ぎ、いよいよ対面のときが来た。このときの驚きは、キアンの赤ちゃんに対する対応で、優しく頬をなでていたわり、母親に手を貸して気遣ったり、もはや赤ちゃんを卒業したクヤ(お兄さん)であることを見せ付けていた、ことだ。 妹のクッキーを優しくなでるキアンは、間違いなくクヤ(お兄さん)の面目だ 家族5人になってカーネルの責任もますます重い 帝王切開4日目にしてジェーンはすでに歩いていた クヤ・キアンも妹との面会を喜んでいる […]

クッキー誕生 2016年10月30日