食事所


  来比中の山本さんの発案で、最近、グロリエッタでオープンしたラーメンハウス「山頭火」で食事をとることになった。無料情報誌「プライマー」によると、日本の人気ラーメン店が次々とマニラにオープンしているという記事が載っていたためだ。なんとか探し当てて行ってみると確かにしゃれた店がオープンしていた。私自身、山頭火などという名は聞いたこともないが、山本さんによると、日本ではそこそこ有名らしい。 店内は、とてもしゃれており、きっと日本の店と同じつくりなのだろう。フィリピン人の店員もきびきびしていたが、きっと厳しい訓練をしたのだろう。日本への研修派遣もしたかもしれない。 メニューで選ぶのもなかなか楽しいひと時だ。以下、ちょっと見にくいが山頭火のメニューで、日本とは違ってとんかつや餃子のメニューまである。

マニラにも本格的ラーメン屋が開業 2013年3月29日


   この日は、PRAのフィリップさんの帰国歓迎ということで、梅林(Meylin)中華レストランで食事を取った。Jupitor通りのルートンマカオの並び、マニラ方面へ5分ほど歩いたところにある。ここの売りは手打ち麺の実演だ。かつて香港のレストランで見たことがある。  この、手打ち麺を注文すると、店の奥で麺をこねるところからゆでるところまで見せてくれる。KIANがさぞかし喜ぶことだろうと、ここで食事をとることにしたのだが、こねる部分に時間がかかり、KIANは飽きてしまった。 あの粉の塊から、一瞬のうちに麺まで仕上げる芸当はたいしたものだが、 よほど延びやすい麺を使っていると見え、麺の味そのものは今一だった。 メニューのほとんどは200ペソ程度で、一皿の料も少なめ。中華料理特有の大きな円形テーブルも一箇所しかなく、2~4人で楽しむのに適したメニューだ。ルートンマカオでいつも注文する野菜とシーフードのミンチスープ、パタティム(豚足を長時間煮込んでやわらかく仕上げた料理)、クラゲとピータンの前菜、などなど10皿ほど注文したが、量的には多少余る程度だった(出席者は全部でKIANも入れて9人、カーネルとキムは不在)。 中華料理の注文は一人につき一皿を原則としているのだが、あいかわらずあたっているようだ。パタティムは中華パンと一緒に食べるのだが、ルートンマカオと違って、肉まんの側のような生のパンだった(上の写真の中央)。その中にパタティムの肉を挟んで食べると大変美味だ。 全体的あっさりした味付けで、それなりにおいしい。ルートンマカオのような圧倒的な迫力には欠けるが、少人数で食事を取るにはもってこいだ。ただし、麺類はあまりいただけない。  たまたま居合わせた最近お子さん連れで移住してきた母子と一緒したが、KIANはすっかり意気投合し乾杯を繰り返していた。子供同士は国籍などなんの関係もない。領土問題も糞くらえだ。 ところで、最後になるが、PRAのフィリップさんとはこの場を借りて、最近の無犯罪証明書の認証に関わる問題を議論した。私が、現在日本大使館と交渉中の、「日本大使館と比外務省での認証」への道を開くよう協力することで、合意した。来週早々にもPRAのトップとミーティングを持ち、さらに一緒に日本大使館を訪問することにした。これがOK になれば、すでにフィリピンに居住している退職者が日本に行くことなしに無犯罪証明書を取得して、認証の上、PRAに提出することが可能となる。これは、退職者にとっての一大朗報となるはずだ。

Meilyn(梅林)レストランで歓迎会 2012年10月6日



  日本食といえばいつもマカティスクエアのサイカで食事する。多いときは週に5回くらい行く。店のウエイトレスともすっかり顔なじみだ。それに客を案内することが多く、その客が常連になったりして、かなりの貢献をしているはずだ。  サイカのイチオシはランチ定食だ。280ペソないし350ペソ味噌汁、付け出し、サラダ、フルーツなどがつく。種類も豊富だが、今回は最初の2ページの写真をとったところで、ウエイトレスからストップがかかってしまった。 昨日、お客に昼飯でもと尋ねたら、当然のようにサイカという声がかかった。以前案内してすっかり気に入ったようだ。この日は思い切って特別メニュー450ペソののスペシャル海鮮チラシ(上の写真の右側)を注文した。いつもは350ペソの海鮮チラシだが、今日はちょっとおごってみた。案内した客も同じメニューを注文したが、以前注文したときと違い、ライスと具が2重箱で分かれており、とても豪華だ。客は感動ものだとまで言っていた。日本なら3倍以上の3000円(1500ペソ)は固いという。 店を出てから、これはブログのねたになると思ったが、時すでに遅し、写真を撮るのをすっかり忘れていた。そこで、翌日の今日、マレーシアから帰ってきたカーネルの歓迎と以前から日本レストランにカーネルの娘のKIMを連れていってくれとジェーンから言われてたのを思い出して、皆でサイカでランチをとることにした。もちろん本当の目的は下のスペシャル海鮮チラシの写真を撮ることだ。  子供達は刺身は無理なので、KIANにはかた焼きそば、KIMにはスペシャルハンバーグ、イアにはカツどんを取ってやった。意外や一番人気はかた焼きそばで、ほうぼうからKIANの皿に手が伸びていた。ジェーンの好物のかにサラダには子供達の手は伸びなかった。 サイカのもう一つの利点は広い専用駐車場があることだ。店の全面と横に10台くらい停まれる。また、車案内のおじさんが親切に誘導してくれるが、1回10ペソのチップをせしめたら、一日数百ペソのチップはかたいだろう。ひょっとすると中のウエイトレスよりも実入りがいいかもしれない。

サイカのランチ定食が安くてうまい 2012年9月30日


しばらく外出の機会がなくストレスがたまっているKIANを連れて、久しぶりにシャングリラホテルのロビーでブランチとしゃれ込んだ。フィリピンで一番高いホテルとあって、いつ来てもロビーは立派で、中央の飾り付けに圧倒される。 KIANも入れて6人で、注文したのはクラブハウス サンドイッチ、クリスピー・パタ、パンシット・カントンの3人前、それにKIAN用のアイスクリームだけ。飲み物はなし。これで6人が腹いっぱいになる秘訣は、この無料のパンだ。 ホテル自慢のパンで、とてもおいしい。初参加の息子もびっくりしていた。これがお代わり自由だから、理論的には何か料理を一皿注文すれば、何人でも腹いっぱい食べられる。しかし、それはさすがに恥ずかしいので、人数の半分くらいは注文して取り繕う。グルメのKIANもこのパンには目がない。 ホテルの顔はクラブハウス・サンドイッチだ。色々嗜好を凝らしてある。 KIANは、クラブハウス・サンドイッチについてきたフレンチ・フライを独り占めする。 フィリピン人の誰もが大好きなクリスピー・パタ。豚の足をカリカリに仕上げたフィリピンの代表料理だが、シャングリラのクリスピー・パタは格別にうまかった。皆パンをたくさん食べたのでそろそろお腹がくちくなってきた。KIANも最近は白いご飯が大好きだ。 とどめはパンシットカントン。これもフィリピン料理の代表だ。具も色々入って、豪勢だ。特に白いせんべいにKIANが夢中になった。 仕上げはアイスクリームだが、腹が一杯になったKIANはホテルの中を走り回っていて、このアイスクリームは私と息子の腹に納まった。 広々としたロビーが気に入ったKIANはピアノをたたいたり、水槽の魚になったつもりで泳ぐまねをして、おおはしゃぎだ。小一時間ロビーを遊び場にしてご機嫌のKIAN。 大人4人、子供2人、6人がたっぷり食べて、〆て2200ペソ。これだけの豪華な場所で食事して、まさにリーゾナブルと言えるだろう。

シャングリラでブランチ(その3)2012年8月11日



  毎週、金曜と土曜日にはSMモール・オブ・エイシアのマニラ湾沿いで7時から花火が打ち上げられる。この日は、来比中の息子の歓迎で花火見物ととシーフードマーケットでの食事を皆で出かけた。 SMモール・オブ・エイシアのマニラ湾沿いにできたバイ・ザ・ベイにはレストランをはじめ、様々なアトラクションが設けられ、花火見物の人でにぎわっていた。 噴水の周りには涼を求める人でにぎわっている。水を見るといてもたってもいられないのがKIANだ。ヤヤ(子守)の制止を聞かず噴水に飛び込んでしまいそうな勢いだ。 たったの5分程度の花火だが、中々見ごたえがある。あまりの至近距離に子供達は怖がってしまっている。花火はモール・オブ・エイシアのベランダから眺めるのが丁度よさそうだ。 花火の後は、マカパガル通り沿いのシーフードマーケットレストランに移動。ここはマーケットで新鮮な魚介類を買い求め、周辺のレストランで料理をしてもらう。 生きたカニをさわって歓声をあげるKIAN。巨大なシャコにびっくり。生きたロブスターもあるが高くて手が出ない。エビは小さいほうがおいしい、しかも安い。 この日は料理が出るのに手間取ったが、その間、コーラで乾杯したり、氷を挟んでコップに移したり、KIANのパーフォーマンスが続く。KIANにとっては何もかもが目新しい経験だ。 子供も入れて10人、〆て2500ペソ程度の予算で有り余るほどの料理だ。もちろん余った料理は持ち帰って家に残ったボボイらの食事になる。 この店ではライブの演奏がある。ダンスが得意のKIANは早速シンガーと一緒に踊りを披露する。シンガーのコメントは「そんなに迫って、私を妊娠させるつもり、私はあなたには年を取りすぎているわよ」だったそうだ。 カーネルの娘のキムも唄を披露。プロのシンガーと全く遜色のない歌いっぷりだった。 レストランの前には海賊版のDVDが並んでいる。最近、マカティスクエアの地下のDVD売り場が一掃され、パーク・スクエアのオデッセイで750ペソの大枚を払ってCARSというDVDを求めたばかりだ。しかしここでは最新版のDVDが4枚で100ペソという信じがたい価格で売られていた。KIANの大好きなTOY STORY4を見つけて都合12枚を300ペソで購入した。

SMモール・オブ・エイシアの花火と格安DVD 2012年4月30日


  マカティのパソンタモ通りを北に向かってブエンディア通りを横切って2本目のヤカール通りを左に入って100m位のところにヨーロッパ食材を売るサンティス・デリカテッセンというお店がある。ここはヨーロッパ食材を売る店で、ハムやチーズ、牛肉やワインなどが豊富においてある。値段も高級で145ペソなどと書いてあるが、普通Kg単位の値段がここでは100g単位と日本と一緒だ。チーズやハムなど、その種類の豊富さに驚かされるが、どれもこれもとてもおいしそうで、食通の方にはたまらないだろう。 今回は、もとスイスに本社のある外資系の会社に勤めていた方が、この店のすぐそばのスイス・レストラン、チェサ・ビアンカで食事がしたいというので同行した。この方は、本社のあるスイスに行くたびに生ハムを食べるのが楽しみで、無料雑誌Primerでこの店を見つけて、久しぶりに、生ハムを食べたいということだった。  店の雰囲気は白木作りのいかにもスイス風で雰囲気がある。メニューを見ても良くわからないが、値段は一品あたり300~500ペソ、メインディッシュは 600~1000ペソで一流ホテル並みだ。もうそんなに食欲もない我々は生ハムのアペタイザーとスパゲッティを一皿ずつ、ほとんど前菜とボトル一本のワインだけで腹が一杯になってしまった。   生ハムを楽しんでいるころ、店に入ってきた人が、元フィリピン観光省に勤めていた顔なじみの日本人で、さすが元観光省、通の食事どころを知っていると関心した。

サンティス・デリカテッセンとチェサ・ビアンカ 2012年3月31日



   最近、グリーンベルトに和食レストランが数軒、開店している。グリーンベルトとなるとマカティスクエア界隈に比べて5割ほど高いので、中々日本食を食べるためだけには足が向かない。この日は例のTCの交換で銀行めぐりをしているうちに昼飯時となり、グリーンベルトで昼食をとることにした。そこで目に止まったのが、グリーンべルト2、イタリヤネスの近くのマ・メゾン(洋食屋)だ。たまたま名古屋からおいでになっていたゲストは、名古屋で有名なトンカツとハンバーグの店だというので、覗いてみた。ランチ定食が450ペソとマカティスクエアの和食レストランSAIKAとくらべて5割ほど高いが、かなりお腹がすいていたので、選択の余地がなかった。 内装は洋風レトロ調でフィリピン人の客が数組食べている。グリーンベルトの店としては決して高額ではない。トンカツやハンバーグ、スパゲッティなどの洋食だからフィリピン人にとっても口にあうメニューで、もちろん刺身などの純和風のメニューはない。  グリーンベルト特有の室外の席も中々しゃれていて、グリーンベルトにマッチしている。 魚料理はなくて、糖尿の気のある私にはかなり躊躇されたが、結局定番のトンカツ定食とハンバーグ定食を注文した。料理が出るまでちょっと時間がかかったが、私が注文したトンカツはボリュームがあり、SAIKAのトンカツ定食とはちょっと格が違い、値段だけのことはあると納得した。味噌味のたれが特色だそうだが、この日は普通のソースで、十分美味しかった。味噌ダレはフィリピン人には受けないのかもしれない。 日英併記のメニューも写真つきでフィリピン人でも内容が分かりやすい。オーナーはイタリヤネスと同じで、なかなかきれいなメニューだ。

グリーンベルトMA MAISON(洋食屋)で食事 2012年3月16日


 パソンタモ通り、マカティスクエア、和食レストランの激戦区に新たに和食レストランが開店した。この日は電力関係の仕事で出向されている現役の駐在員の方の招待で食事を取る機会があったので報告する。マカティ・スクエアの裏側、駐車場のあるところ、原宿カラオケやイエローキャブがある並びで、もとピザハットが営業していたところだ。 しゃれた名前のレストランだが、内装も落ち着いている。開店から間もないせいか、客足も少なく、静かで落ち着いている。メニューは極めて豊富で、セイロ蒸や合鴨料理が特徴的なメニューで、本格的な和食料理だ。味は上品で、日本食を食べなれないフィリピン人には物足りないかもしれない。 8皿ほど注文して、飲み物を合わせて3人で4500ペソ。安いとはいえないが、アラカルトを頼んで飲んだら、こんなものかな、というところだ。退職者にはちょっときつい値段かも知れない。                                

マカティスクエアに和食レストラン「琴乃」開店 2012年2月29日



モール・オブ・エイシアの近く、マカパガル通りにあるシーサイド・マーケット・レストランは以前にも紹介したが、マーケットで食材を買って周辺のレストランで料理をしてもらうという、ユニークな食事どころだ。マーケットにはエビやカニ、ラプラプなどの高級食材が豊富に並び、一方、レストランの数も40~50軒はあろう。コスト的にはあまり安いとはいえないが、この日、10人で飲み物や料理代を入れて、しめて3800 ペソ、一人当たり約350ペソだから、まあまあだ。ここの良いところは量が多く、家へのテイクアウトまでできるところで、大人数の食事にはもってこいだ。支払いはカーネルと私で割り勘、持てるものが払うのがフィリピン流だ。     この日はマム・ジェーンのお兄さんのダシンが奥さんと末の娘を連れてマニラに出てきたので、彼らが憧れるシーサイド・マーケット・レストランに招待した。さらに、ダシンの奥さんの姉夫婦(亭主はトンボイ)も参加して、総勢10人と半分(KIAN)で、三菱モンテーロに乗って出かけていった。10.5人も乗るとさすがにモンテーロも窮屈で、途中運転手役のボボイが交通警官に停められ、車線変更違反をとがめれた際、さらに乗りすぎを指摘された。しかし、この日は、カーネルが一緒だから、こんな交通警官のいやがらせなど、屁でもない。カーネルの名前を告げて「パセンシャカナ-ごめんなさいね」で無罪放免だ。 シーサイド・マーケット・レストランは初体験のKIANは、その大量の食材に目を見張る。特に生きたエビやカニには恐る恐ると手を出して、歓声を上げていた。マーケットのはずれには貝を売る店が固まっているが、この日は正真正銘のアサリと赤貝を発見した。海草は海ぶどうがあるだけだが、これが案外美味だ。 数あるレストランでマム・ジェーンのお好みはフィリピン料理のALING TINYA’Sだ。室内のダイニングを抜けると屋外は木製の工芸家具のテーブルが並んで、生バンドの出演もある。周辺に比べていつもここだけ混んでいるが、果たして他と比べて何が違うのだろう、美味しいのだろうか?フィリピン料理なので私に評価するだけの舌は持ち合わせていないのが残念だ。  10人掛けのテーブルの端にベビー・チェアーをおいてKIANを座らせて、大量の料理に挑戦だ。この時ばかりは皆、正式な食べ方、すなわちカマヤン・スタイル(手で食べる)だ。ホークやスプーンではエビやカニはかったるくてやっていられないようだ。 KIANはめったに味わえないソフトドリンク(スプライト)を飲ましてもらってご機嫌で、イカのリング揚げに舌鼓を打っていた。シーフードなのでフライドチキンは我慢してもらったが、イカの感触が似ているので、ほとんど区別ができていないのかもしれない。 料理は、上から順番にクホール・サ・ガタ(タニシのココナツ・ミルク煮)、活きた小エビのスチーム、車エビのガーリック炒め、マヤマヤのシネガン・スープ、殻入りカキのスチーム、カニのオイスターソース煮、それにイカのリング揚げの7種類、それぞれ二皿ずつ、合計14皿だ。これらをあらかた平らげてしまった彼らの食欲には脱帽だ。 食事の来るのを待っている間に、退屈しのぎにパパ・カーネルとその辺をうろちょろしていたKIANの目に止まったのが光のおもちゃだ。電池でチューブを回転して、変わった光の模様と曲を流す。好奇心の強いKIANは欲しくてたまらない。150ペソとかなり高価で、デビソリアなら50ペソで買えるとママ・ジェーンはそう簡単にはうんと言わない。しかし、物欲しげなつぶらな瞳に、結局勝敗はKIANにあがった。ここでKIANが泣きわめいたら負けだったが、 KIANはひたすらおもちゃを見つめて、勝ち取ったのだ。転んでもただでは起きないママ・ジェーンは売り子に100ペソにまけさせて、パパ・カーネルに払わせていた。

シーサイドマーケットで食事 2012年2月27日


マカティの東に位置するボニファシオ・グローバルシティの一番奥(東より)にあるのがマーケット・マーケットというショッピングモールだ。ここは、ビサヤ地方で大型ショッピングモールを展開するガイサノ系のモールで、SMやロビンソンが圧倒するマニラ首都圏にあって特異な存在だ。大きな屋根に覆われた広い空間は各地の名産品が売られる屋台など、ウエット・マーケット風の雰囲気をかもし出している。  中央の吹き抜けのホールではカルチャー・ダンスで人を集めている。KIANは初めて見るショーを夢中に眺めていたが、開業以来5年を経過し、この日モールは人であふれかえっていた。   この日、ママたちは、兄夫婦が尋ねてきて、デビソリアに買い物に出かけてので、残された9歳のバレリー(KIANのいとこ)をつれ、ヤヤと4人で、初体験のマーケット・マーケットにやってきた。マーケット・マーケットの裏手(北側)には幼児の遊び場があり、一応3歳以上とされていはいるが、1歳と11ヶ月目のKIANが目の色を変えて遊びまわる遊具が並んでいた。夕食前の腹ごなしには丁度良い。   マーケットマーケットの西側の道路沿いにはレストランが並んでいる。その一つのNORTH PARKで食事を取った。NORTH PARKはマカティアベニューの店には良く入ったことがあるが、中華料理の人気チェーン店だ。ヌードルやおかゆが主体で安くてうまいので評判だが、一人分の料理が100ペソ強、200ペソ代の料理なら2~3人前ある。 KIANのためにドライ・ヌードルとチキンを頼んだが、しっかりと中華料理の味を出していた。3人分で飲み物もいれ〆て850ペソほど。一人200~300ペソも払えば、たっぷり楽しめる。  もともとヌードルが大好きなKIANだが、例のビューティフル・アイズを連発して満足を表現していた。また、ヌードルに入っているきのこを盛んにほおばっていたが、野菜嫌いのKIANがきのこを食べるのはきっと初めての経験だろう。

マーケット・マーケットとノース・パーク 2012年2月26日