学校は秋休みで退屈している子供達(KIAN、ビアンカ、ヤヤ)を連れて、DREAM PLAY(City of Dreamカジノ内)を訪問した。急がないと入場に長蛇の列を余儀なくされると、土曜の早朝から子供達をおこして準備をさせた。幸い開場の10時ちょっと前に到着したが、10人程度が並んでいるだけだった。ごたぶんにもれず、開場から半年もたてば、もはや人々が押し寄せる状況ではないのだ。
途中、埋立地(Entertainment City)では、盛んにくい打ちが行われていた。地盤の固いマニラでは、めったに見ない光景だ(左)。久しぶりのDream Playの訪問で大きく口を開けて喜びを表現するKIAN(右)
入り口の料金表を見ると、WEEK ENDは2時間コースが無くて4時間からとなっている。ちなみに2時間コースは子供480ペソ、大人260ペソ、幼児(身長1m未満)は50ペソだが、4時間となると、ほぼ倍の、880ペソ、400ペソ、100ペソとなる。12時に切り上げて近くの香港シェフ(中華料理)で食事を取って、午後2時からのピアノ教室に行くつもりだったので、4時間は全くの無駄となる。しかもビアンカとヤヤは子供料金を支払ってアスレチックも楽しみたいと主張する。したがって3x260+480=1000ペソの予算が、3x880+400=3040ペソと3倍に膨れ上がってしまった。
入り口は、ご多分にもれずハロウィンの飾り付けだ(左)、料金表には休日は4時間からとつれなく表示されていた(右)。
前回、大人料金で入場したために、アスレチックを楽しむことができなかったビアンカとヤヤは早速、アスレチックに向かった。身長制限が120cmなので、KIANは入場が許可されない。そのため、その間、私がもっぱらKIANの遊び相手をするはめになってしまった。
アスレチックではロッククライミングに挑戦するビアンカ。いざとなればロープが助けてくれるとはいえ、スリル満点だろう。
柱のぼりは最後の走れでギブアップ(左)。飛びつきはあえなく失敗(右)。
アスレチックを終えて帰還したビアンカ(左)。身長が120cmに満たないKIANはとりあえず観戦に回る(右)
DREAM PLAYはDREAM WORKSのキャラが主体で、シュレック、パンダなどの世界が広がる。アスレチックも中国風のディスプレイだ。私も老骨に鞭を打ってKIANに付き合ったが、かなりきつい。ちなみに場内は幼児がいっぱいいたが、身長、100cm以下は4時間の入場料が100ペソということなのだろう。100cmを超えるととたんに880ペソはちょっと躊躇される。
シュレットの棲家はKIANのお気に入りだ。
場内はアニメムードいっぱいだ。
この手の遊びは、私はちょっとつきあえない
12時を回って、食事の時間となったが、まだまだ遊びたいというので会場内のレストランで食事をとることにしたが、これが間違いだった。この手の施設ではあたりまえであろうが、高い、まずい、遅いの三拍子なのだ。外で食べる倍の価格はするだろう。相当の家賃を支払っているのだろうから仕方がないが。午後2時までにマカティスクエアに戻らなければならないというのが足かせになった。
ちなみに、ここには無料の水がない。しかも普通のミネラルウオーターでさえない。Santa Vittoriaとかいうボトル入り(500ml)の水が280ペソもするのだ。水無しで済まそうと思ったが、ソフト・ドリンクを嫌うKIANはWATER、WATERとしっきりなしに催促する。KIANの水に280ペソなど、とんでもないと思ったが、そんな事情を解さないKIANに折れるしかなかった。